正確に言えば、夕べの夜からの出来事だけれど。痛みの治まった腰に、湿布をべたべた貼っての出撃は、川崎での書籍関係お買い物とオールナイト上映映画3本はしご。いつも仕事で起きている時間だから、行動にあんまり支障なし。
これだけ見て、もう少し追い込みをかけると「映画バカ一代 2004年ベスト10」に片手くらいは掛けられるかも。。。さて、これから一眠り。

 ゴジラ・ファイナルウォーズ ワールドプレミア・バージョン

http://www.godzilla.co.jp/ 【監督】北村龍平 【出演】松岡昌宏菊川怜・ドンフライ 【製作】2004年
ここ最近の前作までの「自衛隊」登場の現実追求路線*1とは異なり一転して、「地球防衛軍」登場の独自路線*2。見たところ、ミュータント兵士が攻撃のメインで巨艦豪華主義の地球防衛軍、いきなり怪獣が世界中に現れるなんて想定はしていないだろうから、普段(?)は規模はアレくらいでもいいのだろうけれど、軽車両と少数精鋭の肉薄地上攻撃と云うのはいただけないような。(なんだかウルトラマンシリーズのMATとか、科学特捜隊みたい。)
ゴジラ映画といえば、怪獣の地上破壊・アグレッサーとの対決・それに絡んだ地上の人間たちの葛藤の描写がメインになっていたようだが、今回はあくまでもアクション重視。確かに怪獣たちの総登場も見ものだけれど、地球防衛軍チーム対X星人チーム*3の北村監督お得意のアクション肉薄対決がこの映画では重要(苦笑)。なんで戦艦の艦長(ドンフライ演ずるゴードン大佐←見ていてこの人がメインかと一瞬思ったり)が軍刀持って、チャンバラをするのか。いや、こういう展開、実は結構好きなのですが。(魚谷佳苗が白刃構えてチャンバラをするのは「スカイハイ」やデュエルシリーズに続いてのお約束としてのご登場なの?)
ゴジラ生誕50周年で、ちょっと破天廉な作品が登場したが、今年で一旦「ゴジラ」シリーズ制作が終了してしまうのは興行的な問題があるだろうのだが、かなり残念。

 カンフーハッスル(日本語吹き替え版)

http://www.sonypictures.jp/movies/kungfuhustle/site/ 【製作】【監督】【脚本】【主演】チャウ・シンチー
ほめ言葉として「ありえねぇー」の一言。敵役の「踊る組長」のキャラクターが平板に見えるほどの怪人物が続々登場(笑)なんで一箇所にそんなに達人がひしめいているのか(笑) とても笑えて結構な2時間。
少林サッカー」に比べると今回は終り方がなんだか唐突だけど、とても綺麗だったなあ。
早速パート2の製作がきまった模様→http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2005/01/09/07.html

*1:言ってしまえば、怪獣が出てくる世界自体がすでにアナザーワールドなのだけれど。

*2:原点回帰?

*3:伊武雅刀がアタマだという時点ですでに信用してはいけないような(笑)>X星人 北村一輝の怪演もなかなか良し