阪神電鉄・阪急ホールディングス統合問題

両社・株式交換による経営統合を目指すと発表

プレスリリース(5/29)
阪急側が30日より株式公開買い付け(TOB)を開始、阪神電鉄株47%を保有する村上ファンドとの阪急ホールディングスとの直接交渉に入る。

村上氏、週明けにも東京地検が聴取…ニッポン放送株取引インサイダー疑惑

スポーツ報知・記事
市場も「村上ショック」投資先企業の株価下落(朝日新聞・記事)
この事態が2社の経営統合に吉と出るか、凶と出るのか、大変興味深いところです。

※追加 村上ファンド:阪神株TOB 村上氏が応じる意向伝える(毎日・MSN)

阪神株のTOBは、今月19日まで実施される。買い付け価格は1株当たり930円。阪急は、45%以上の取得を目指し、応募株は全量を買い取る。取得資金は45%で1764億円、全株で3921億円。村上ファンドは700円弱で取得し、全株応じた場合の利益は約470億円に達する。
TOB成立後、阪急と阪神は今月29日の株主総会に統合案を提案し、承認を得る。その後、株式交換方式で残りの阪神株に阪急株を交付し、10月1日付で阪神を完全子会社化。阪急HDは、阪急阪神HDとして再出発する。連結売上高は、単純合算で7993億円(06年3月期)となり、全国の大手私鉄で3位に浮上する。両社のブランドは維持し、プロ野球阪神タイガースは現状のまま運営する。大手私鉄同士の再編は戦後初めて。