近いようでいて、遠くて。遠いようで近い。

試写会の行列中、ついに肩掛けカバンのチャックが壊れました(泣) いつも容量が少ないところに詰め込んでいたのがいけなかったらしい。。。早めに買い換えます。

「ルナハイツ」試写会(舞台挨拶付き)丸の内・東商ホール 1810〜 http://www.lunaheights.com/

出演・原作者/星里もちる・監督/初山恭洋、安田美沙子、斉藤 優、上野未来山口由紀子後藤ゆきこ
約10分遅れで開始。今回の舞台挨拶は柏原君は欠席*1で、映画の感想・見所・撮影の苦労話を出演者・監督・原作者が語る形で進行。細かい内容はメモを取っていたわけでもないので、風邪引きゆーまさんのレポートか、明日の新聞を待ちましょう。(多分、公式サイトかYahooかGooの映像ニュースで挨拶の模様が流れるのではないでしょうか。)
で、主にここで書くのは映画の感想。。。と言っても公開前ネタバレはまずいので、試写を見た感想をごく簡単に。
舞台挨拶の中で、原作者の星里さんが「テンポがいい」と云う映画の出来上がりを見た感想をまず最初にあげておられたけれど、確かに話はさくさく進み、ありえないかもしれない設定やストーリーをも感じさせないように展開して行き、なかなか面白い。コメディはやはりテンポが命でしょう。
肝心の主演・安田さんの演技は、演じたキャラクターが割と本人の性格に近いのか、不自然なところはそんなに無かったような。演出が手馴れているのだろうけれど、おそらく予想されているであろうユーザーが見たいと思うカットはきちんと絵になっていて、それでいて、コメディには不要な長廻しなシーンもあまり無かったので、ライトな映画が好きならば一気に見てしまえる作品だと思います。(どちらかと云うと、2時間ドラマみたいなノリかな。ビデオ撮影なのか、でかいスクリーンで上映すると画像の荒さや色合い*2に違和感があったりするのは気になりますが。)その中で素に近い感じで演技をしていた安田さんは、台詞回しとかアレレと思うシーンも無かったわけじゃないですが、割と良かったんじゃないかしら? これで、まるで本人と違うキャラクターの役や重いテーマの作品に出て来れば、当然話はまた別になると思いますが。
舞台挨拶に立たれた監督さんは「短い撮影スケジュールで出演者には苦労をかけた」と言われていて、安田さんも「監督に一から教えてもらって・・・」的な発言をしており、撮影スタッフたちとの関係も含めて、かなり安田さんと作品自体・演じたキャラクターなど相性*3が良かった感じですね、ひと頃のアイドルの映画デビュー作は妙にハードルの高いものが多かったりして、上手くいかないこともありましたが、今回のこれは多分、安田さんのキャラにあった企画の選び方が上手かったんだと思います。意外とこれで自信つけてきたりして>安田さん
映画の結末は見てのお楽しみですが、大逆転(?)もあり、最後の安田さんの表情が良いと思う人もいるかも。(後藤さんの存在が実はカギです(えっ?))
※仕事の速いゆーまさんのところからいただいて来た、試写会の速報サイトは⇒http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/geinou/graph/20051110/ 画像沢山あり。 あー、それと劇場の通路に並んだ後藤さん・上野さん宛のものを含めて出版社etcから贈られたフラワースタンドの数の多かった事。安田さんだけでなく、事務所自体の勢いを感じてしまうような。

*1:まさか客層に会わせた訳じゃないよね。

*2:色合いの方はスケジュールのきつさゆえの、光量の足らない時間帯に撮影したせいかもしれませんが。

*3:共演の方も「待ち時間に誰かが台詞の練習をしていると、別の場所で他の話をしていた相手役の人がその台詞を返してくれる位に、現場の雰囲気はよかった」、安田さん自身も「スケジュールの関係で時々撮影現場を抜けて,別の仕事に行ってから夜中に撮影に戻ってきたりしたんですが、その時は「ホント帰ってきた」って実感しました。」(両方とも正確に発言そのままの表記ではありません。)とも言われているので、いい共演者にも恵まれたかな。