鑑賞日記

ヒトラー/最期の12日間」 渋谷・シネマライズ

構築中 児島襄の書いた「第二次世界大戦ヒトラーの戦い」をかつてかなり前に読んだ事がある身としてはかなり興味のある題材であった。なぜ、ドイツはあのように首都に攻め込まれる壊滅的な状態になるまで闘ったのか? それは第一次大戦のベルサイユ体制の屈辱・ワイマール共和国の破綻にまで遡るとも言われているし、ドイツの民族的な「誇り」の問題ともあったのかもしれない。作中にあるように「最期にはなんとかなる」的な思考はどこから出てきたのだろうか。 構築中