鑑賞日記 終わらない歌を歌おう!

(月曜朝から、空調の風に当たりすぎによる体調不良気味で、この項目を書くのはしばらく後になる見込みです。m(__)m 現在、少しずつ部分的に書いております。)

リンダリンダリンダ」 渋谷シネセゾン

ペ・ドゥナ インタビュー⇒こちら ●公式サイト⇒こちら
この映画のメインキャスト4人の中で、香椎由宇は正統派な感じで非常にいいと思う。すくっと立った時のまっすぐさは久しぶりに見た逸材かも。彼女はアイドル的展開はしないようで、これはコレでそのほうが正解かと思います。対して今もアイドル的なポジションにいる前田亜季は今回ごく普通のお姉ちゃん風に見えましたが、コレがあえてそんな風に見える演技をしていたって事であれば、かなり凄いことなんだけれど。
ボーカルの留学生役を務めたペ・ドゥナ、真ん丸い目の感じが印象に残り、役的には一番いいところを取ったかも。「おでんいかがですかぁ〜」とか叫びながら、夜の無人になった学園祭の出店街をさまようシーンは、なんだかかつての相米監督の作品を見ているような錯覚にちょっと陥る。
「スゥイングガールズ」とかとはちょっと違う味付けだけど、ぶつかりつつも何かが出来上がっていく過程を見ていくのはなんだか嬉しいものがあるよね。自分の学生さん時代はまるでダメだったなあと思いつつ、ステージや部室の中の動き回る4人の女の子を見つめていた2時間でした。
リンダ リンダ リンダ@映画生活