ニッチとしての存在

JR:春のダイヤ改正、ムーンライト廃止 関西発の夜行列車消える(毎日jp

http://mainichi.jp/kansai/archive/news/2009/04/04/20090404ddn012040005000c.html

 今春のJRのダイヤ改正で、お盆や年末年始、春の行楽シーズンに運行されていた関西発着の臨時夜行列車「ムーンライト九州」と「ムーンライト高知・松山」が姿を消した。これで、関西発着の夜行の快速列車はなくなり、ファンからは惜しむ声が上がっている。
 「九州」は新大阪と博多を9時間半から10時間、「高知・松山」は京都と高知、松山をそれぞれ約8時間で結んでいた。ともに特急券急行券は不要。寝台客車ではないが、特急列車並みのリクライニングシートやカーペット席も備えていた。
 JR西日本によると、高速バスの台頭や安価なホテルの出現に加え、車両の老朽化などもあり、今春の運転は取りやめに。今後も再開予定はないという。
 残る夜行の快速列車は、いずれもムーンライトの名を冠した東京−大垣の「ながら」▽新宿−新潟の「えちご」▽新宿−白馬の「信州」だけになった。国内のJR・私鉄全9843駅(05年当時)で下車したトラベルライターの横見浩彦さんは「九州と高知・松山の車内は、特急料金を払わない列車にしては豪華でサービス過剰と思ったほどで残念」と話した。

何を今更こんな話と思われるかもですが、大阪以西のムーンライト系統は「全滅」と正式発表になった訳でして。
それ以前に「ファンからは惜しむ声が上がっている」と記事に書かれている段階で、「一般の購買層から遊離したもの」と記事を書いている方も、列車を商品として販売している方も考えていたのかもと想像できなくはないのですが。

首都高速八潮PA 高速バスと鉄道の乗り継ぎ本格運行開始!(JRバス関東)

http://www.jrbuskanto.co.jp/topics/41_5.html

2008年6月16 日〜2009年3月31日を実施期間として、高速バス(首都高速・八潮PA)と鉄道(TX 八潮駅)を利用した乗り継ぎ実証実験を行っておりますが、2009年4月1日から本格運行を開始いたします。
■本格実施日
 2009年4月1日〜
■対象バス路線
 (以下の路線の上り(茨城県内→東京方面)便全便
  水戸ルート(水戸駅発東京駅行、新宿駅行)
  常陸太田・常陸大宮・大子ルート(常陸太田、常陸大宮、大子発東京駅、新宿駅行)
  日立ルート(日立発東京駅行)
■乗り継ぎ運賃
 100円(八潮駅秋葉原駅までの各駅間)  ※乗り継ぎ運賃は、大人・小児同額です。

確かに下手に首都高を走るより、TXの方がその区間は確実に時間は読めますね。

4月18日以降の青春メガドリームの運行について(JRバス関東)

http://www.jrbuskanto.co.jp/topics/418.html

東京〜大阪間を結ぶ「青春メガドリーム号」は2009年4月18日から以下により運行を予定しております。
■ 使用車両
  ダブルデッカー車両(56席 2階建トイレ付)
   ※3月16日に火災をおこしたメガライナーの同型車両は使用いたしません。
■ 運転時刻
  青春メガドリーム1号
     東京駅八重洲南口 23:00発 → 大阪駅桜橋口 8:25着
  青春メガドリーム2号
     大阪駅桜橋口 22:40発 → 霞が関7:58着 → 東京駅日本橋口8:09着(以下略)

結局、ネオプランをはずしても「メガドリーム」の設定は残すという事は、それだけの需要はあると言う事ですかね。
ここら辺は鉄道とバスの小回りの効く設定の違いというかなんと言うか。。。あとは車種を悪役にして、そのまま特割夜行バスもそのまま運行を続けると。