文化財指定の転車台、最古級の駅舎…JR武豊線に再び光(asahi.com

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 今から123年前、愛知県で最初の鉄道が名古屋と知多半島の間に開通した。現在のJR武豊線だ。沿線に日本最古級の鉄道施設が残されており、近年再評価されつつある。もとは東海道線の建設物資を運ぶ貨物線としてつくられ、戦前は貨物輸送が多く、今も通勤通学のローカル線として生き残ったことが、保存に幸いした。(中略)
 (武豊線に関する資料をまとめ出版した)河合さんが貴重な遺産にまず挙げるのが、武豊港(現・衣浦港)に残る直径約7メートルの転車台だ。かつてこの港から石油が輸入され、20トン積みのタンク車に積まれて中部各地に向かった。転車台は、タンク車がその場で方向転換できるように1927(昭和2)年につくられた。二つの線路が直角に交差する「直角二線式」が残るのは全国でもここだけと言われ、今年1月に国の登録有形文化財となった。(中略)
 このほかにも、沿線には明治時代につくられた鉄橋やれんが造りの地下排水路が多く残されているが、鉄道施設の宿命といえる改良工事により、次第に姿を消しつつある。半田駅も高架駅として改築される構想があり、いずれ跨線橋も見られなくなりそうだ。

転車台・亀崎駅の駅舎・半田駅跨線橋・・・色々と見るべきものがあるようですが、ここら辺は昨年末に駆け足で回ってしまっていたりします。
ミツカンの建物が並ぶ半田駅前辺りと一緒にもう一度みておきたいところですが、機会はあるかな?