成田−羽田連絡鉄道、検討へ=65分程度に、10年度にも着手−国交省

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080809-00000204-jij-pol

国土交通省は9日、成田、羽田両空港を短時間で結ぶ鉄道の整備に向け、2009年度に本格的な検討に着手する方針を固めた。10年度に開業する成田新高速鉄道の活用や既存路線の改良を通じて、両空港間のアクセスにかかる時間を大幅に短縮する。早ければ同年度の事業着手を視野に入れている。09年度予算概算要求に関係経費を盛り込む。
 成田と羽田は、発着枠拡大に向けた工事がそれぞれ10年中に完成する予定。これに伴い同省は、羽田の国際便を増やすなど、首都圏の国際航空機能を強化するため両空港の一体活用を進める考え。
 成田−羽田間は、京成、都営浅草、京浜急行各線に乗り入れる形で直通列車が運行しているが、最短でも106分かかる上、便数も限られている。今後両空港の乗り継ぎ客の増加も予想され、両空港間の連絡機能向上が求められている。
 国交省が検討しているのは、東京・日暮里−成田間を36分で結ぶ成田新高速鉄道と、都営浅草、京急両線をつなぐルート。都営線内(押上−泉岳寺)に専用の追い越し施設を整備するなど、既存路線も改良しアクセス時間を65分程度に短縮する。丸の内や品川といった都心から成田までの移動時間の大幅短縮も期待できる。(時事通信 8月10日2時35分配信)

成田高速鉄道の部分はともかく、都営線内の既設の部分の施設改良が何処まで出来るのか。
京成・都交通局・京浜急行それぞれの思惑はあるだろうが、国土交通省がこれをぶち上げたと言う事はある程度調整が付いたのか。

かしてつ跡地バス:専用道、石岡−常陸小川間に−−検討委が結論/茨城

http://mainichi.jp/area/ibaraki/archive/news/2008/08/08/20080808ddlk08040096000c.html

廃線になった鹿島鉄道跡地にバス専用道を建設できるか討議していた「かしてつ跡地バス専用道化検討委員会」(委員長・石田東生筑波大大学院教授)が7日、石岡市内のホテルで開かれ、バス専用道を石岡−常陸小川間で整備することが望ましい、との結論を出した。
 今後、地域公共交通活性化法に基づき、9月末をめどに交通事業者、国、県、市、住民団体などによる法定協議会を設置し、実現への具体策を協議する方針。
 委員会は過去3回の論議を踏まえ、バス停・ターミナルの整備を検討。鹿島鉄道の駅部分と既存バス停の位置を参考に、旧石岡駅から旧常陸小川駅まで20カ所の設置を提案した。また、試算では1日1600人の需要が見込めるとしているが、これを確実なものとするため、地域住民、学校、職場などに利用を呼び掛ける。
 また、10年3月の茨城空港開港に合わせてバス専用道を部分開通させ、その後に国道355号線に乗り入れて石岡から空港までのアクセスとする案も検討すべきだ、とされた。(毎日新聞 2008年8月8日 地方版)

結局レールをはがしただけで終わりましたか。