午後も出掛けていた訳ではありませんが。。。ネットで巡回するとあるブログで発見した記事。

姫路と奈良・伊勢結ぶ 近鉄、山陽に乗り入れ計画(神戸新聞

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0001216392.shtml

近畿日本鉄道は八日、2010年春を目標に、山陽電気鉄道に乗り入れる構想を明らかにした。09年春に阪神電気鉄道との相互乗り入れが始まり、阪神と直通運転している山陽とも線路がつながることから、両社と調整に入った。姫路と奈良、伊勢志摩を結ぶ計画で、世界文化遺産・国宝姫路城と古都・奈良、伊勢志摩を直結する新ルートは国内外の観光客を引きつけそうだ。
 近鉄の路線網は三重、愛知にまで及ぶが、ローカル線も抱え、鉄道収入の大きな伸びは期待しにくい。プロ野球や遊園地などレジャー・観光事業を大幅に整理する一方、テーマパーク「志摩スペイン村」や、小説「華麗なる一族」の舞台となった志摩観光ホテルなど自社系リゾート施設が多い伊勢志摩を最重点地域に、集客に努めている。
だが修学旅行や団体旅行が多い伊勢神宮は、兵庫県内と乗り換えなしで結ぶJRが使われる場合が多く、山陽への乗り入れで利用客を取り込む。さらにJRが走らない志摩へも呼び込みを図る。
 特急や修学旅行専用電車を中心に運行する計画。10年以降には奈良の平城京遷都千三百年や伊勢神宮式年遷宮など大型行事が控え、近鉄の野口満彦副社長は「兵庫から奈良や伊勢志摩を訪れやすくしたい」と話している。(神戸新聞 7/9 09:03)

兵庫県から一気に大阪・奈良県を経由して三重の伊勢志摩ですか。意外と新幹線の乗り換えも面倒と考える向きには直通は需要があるのかな。
ゲージは一緒だから、阪神山陽線内からだけではなく、阪神と同じグループになった阪急の沿線からもその直通列車にアクセストレインを走らせればとか更に妄想してみたりもします。阪神電鉄山陽電気鉄道の17%今日の株式を持っている筆頭株主ですから、近鉄阪神の相互乗り入れの話がこんな感じで拡大したのかもしれませんね。

路面電車は臨海デザイン 川崎重工神戸新聞

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0001243957.shtml
もう一つ、神戸新聞から

川崎重工業神戸市中央区)は、実用化を目指している次世代路面電車「スイモ」の新たなデザインを決めた。来年度中にも製造する二台目の実験車両に採用する。
 スイモは、路面電車では世界で初めてニッケル水素電池を動力源にする。架線がない区間も走れるのが特徴。地面から床面までの高さを三十三センチに抑えるなど、高齢者や体の不自由な人も乗り降りしやすい構造にしている。
 昨年公開した車両は今年三月まで札幌市内で実証実験に使い、寒冷対策も含め順調に性能を発揮した。レールの幅が約一メートルの路線に対応した車体なので、世界の多くの路線で使われているレール幅(約一・四メートル)向けの車両を新たに製造する。
 新デザインは青と白を基調にし、丸みを帯びた柔らかい外観。臨海都市をイメージしたという。九月にドイツで開かれる展示会に、十分の一大の模型を出す。(神戸新聞 7/19 09:19)

名前はパスモとスイカの合造品みたいですが、世界に売り込める、そして日本でも普及する車両として育って欲しいものです。