いったい何がおきたのか

JR北海道防護無線

http://www.jrhokkaido.co.jp/info.html

【お詫び】
札幌駅付近で発生した防護無線作動による列車の運休・遅延について

 12月14日 15時50分頃、函館線札幌駅付近において、列車を緊急停止させる無線装置(防護無線)が作動し、札幌圏で約5時間30分にわたり列車の運転を見合わせたため、多くの列車に運休や遅延が発生いたしました。
 ご利用のお客さまには、多大なご迷惑をお掛けいたしましたことを、深くお詫び申し上げます。

北海道旅客鉄道株式会社

北海道新聞◆札幌圏、JR全線止まる 5時間超9万人影響 防護無線誤作動?

十四日午後三時五十分ごろ、札幌市北区のJR札幌駅周辺で運行中の複数の列車が、人身事故などの異常事態の際に停止を命じる防護無線を受信して停車した。このため、JR北海道は、千歳線の札幌−新千歳空港間など札幌駅を発着するすべての列車の運転を、五時間以上にわたって見合わせた。同日午後九時半ごろから全線で運転を再開したが、影響人員は少なくとも約九万五千人にのぼり、自然災害を除けば同社としては過去最大規模のトラブルとなった。

北海道新聞◆人為的発信の跡なし 防護無線 老朽化原因か 札幌圏のJR停止

しかし、防護無線機は定期的な交換は行っておらず、二十年以上前の製品も少なくない。菅原本部長は「現時点では老朽化による誤作動も捨てきれず、無線を抜本的に取り換える必要が出てくるかもしれない」と述べた。
また防護無線は混信防止のため同時に二種類の電波を使用しているが、悪意を持つ第三者が故意に誤作動させた可能性も完全には否定できないとしている。

老朽化が原因であるとすれば情けない話ではありますが。