試験営業のDMV脱線=道路と線路走行の新型車−JR北海道

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071021-00000055-jij-soci

21日午後0時20分ごろ、北海道小清水町浜小清水の釧網線浜小清水駅付近で、道路と線路を同じ車両で走行できる「デュアルモード・ビークルDMV)」が脱線した。乗客乗員15人にけがはなかった。DMVは、JR北海道がマイクロバスをベースに開発した新型車両。4月から試験的に営業運行しており、脱線は初めて。
 同社によると、道路から線路に入り「列車」として同駅を出発、約10メートル走行した左カーブで前輪が右側に15センチほどずれ、脱線したという。
 国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は現地に調査官2人を派遣し、原因を調べる。この影響でDMVを含め、釧網線を走る列車8本が運休した。(時事通信)