新大阪−鹿児島直通 JR西日本、九州と合意(サンケイ)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000093-san-bus_all

平成23年春に全線開業する九州新幹線(博多−鹿児島中央)について、JR西日本と九州が、新大阪−鹿児島中央間で直通列車を運行させることで合意したことが13日、分かった。
 来週に両社の社長が正式発表する。N700系をベースにした新型車両の共同開発に向け、来年度にも試作車を製造。新大阪−鹿児島中央を約4時間、新大阪−熊本を約3時間で結び、飛行機利用客の取り込みを狙う。
 九州新幹線は16年3月に新八代熊本県八代市)−鹿児島中央が先行開業し、800系車両の「つばめ」が8両編成で運行されている。
 全線開業後の相互乗り入れについては、東海道新幹線を管理するJR東海を含む3社で協議していた。
 九州新幹線は全区間が8両編成を前提に設計されており、新大阪までの直通運転でも8両編成で運行。九州新幹線は急勾配(こうばい)が多いため現在の山陽新幹線車両での運行は難しいが、登坂性能の高い新車両を開発することで決着した。今年7月に東海道・山陽新幹線に「のぞみ」として投入されたN700系をベースにする。
 また、列車自動制御装置(ATC)の方式が九州新幹線ではデジタル、山陽新幹線ではアナログで異なっているが、JR西はすでにデジタルを採用している東海道新幹線との直通運転を行っており、技術的にはクリアできるとみられる。

東京からも乗り換えありで、鹿児島まで約7時間弱。。。
名古屋近辺はよく判らないけれど、大阪圏からならば、航空機からの乗り換えはありだろうな。

北陸新幹線並行在来線問題 知事が財政支援要望 与党PT、前向き姿勢 /長野県(毎日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071010-00000068-mailo-l20

北陸新幹線長野駅以北の延伸に伴ってJRから経営分離される信越本線(長野―直江津間)の並行在来線に関し、村井仁知事は9日、与党整備新幹線建設促進プロジェクトチーム(PT)の津島雄二座長(自民党)らに鉄道資産の払い下げ金の一部負担などの財政支援を要望した。津島座長は「真剣に取り組みたい」と前向きな姿勢を示した。
 村井知事は津島座長のほか、自民党整備新幹線鉄道調査会長の久間章生衆院議員らと会談。JRから譲渡される鉄道資産は無償譲渡か収益性に基づいた妥当な価格にすることや、開業後の赤字補てんなど、並行在来線維持のために国への助成を要望した。「私たちの悩みに大変深い理解をいただいた」。要望後、村井知事は満足げに話した。
 県はしなの鉄道が開業時にJRから103億円で譲り受けた鉄道資産を全額肩代わりした経緯がある。今後、以北についてもJR側が示す形で鉄道資産を払い下げられる可能性があり、「二の舞は避けたい」(県幹部)として、陳情を繰り返している。
 津島座長は「JRは地域社会の足である公共交通を運行する社会的責任があり、利益を上げて配当するだけではいけない」と指摘した。一方で久間氏は「在来線が本当に必要かどうかも検討すべきだ」と述べた。また長野新幹線が見込みより収益を上げていることに触れ「経営分離をせずJRが両方もつということも選択肢にある」とした。
 与党は今月中に並行在来線存続に関する政府の基本方針の見直しについて本格的な議論を始め、年内には基本方針を出す意向だ。村井知事は「互譲の精神で、みんなが幸せになる方策をなんとか探りたい」と語った。(10/10)

口約束では何とでもいえる気もしますが。