東北新幹線開業25周年

河北新報・記事

東北新幹線は23日、大宮―盛岡間の開業から25周年を迎えた。誕生時に北の起点となったJR盛岡駅などで記念行事が繰り広げられ、東北の発展に貢献した大動脈の節目を祝った。
(中略)東北新幹線は1982年、大宮―盛岡間で部分開業した。その後、上野、東京駅に乗り入れ、2002年には盛岡―八戸間が開通した。

並行在来線問題

新幹線・盛岡以北開業の関連でJRから経営分離された線区については、これからも新幹線の延伸に伴っていろいろと地元への負担が増えていく模様。
デーリー東北・記事

二〇一〇年度末に予定される東北新幹線新青森駅開業に伴う並行在来線問題で、青森県は二十八日、青森開業に向けた運行ダイヤや運賃などを盛り込んだ経営計画を策定するため、三村申吾知事や沿線市町長らで構成する「青い森鉄道線青森開業準備協議会(仮称)」を設立する。

上下分離の現在でも赤字決算状態の青い森鉄道、この先もかなり経営的には厳しいと思われるのですが。このまま、どんどん新幹線開業=並行在来線経営分離=地元押し付けでいいのでしょうか。
少なくても本州対北海道物流の骨格部分をなす幹線部分には、ローカル輸送を担う性格と同時にいろいろと保持しないとまずい部分があると愚考しますが。