TGV25周年

> (フランス)TGV25周年 360キロで試験走行(朝日新聞)

フランスの超高速鉄道TGVが22日、営業運転開始から25周年を迎えた。記念行事としてパリで23日、実物車両を展示したり、子供たちの質問に答えたりするイベントが開かれた。年間1億人が利用する国民の足に定着したが、格安航空便との競争時代を迎えて、最高速度を時速300キロから360キロに上げる試験運転もこのほど始まった

360キロですか。。現在「鉄道ジャーナル」に台湾新幹線の建設への車両・設備・施設・信号などの諸技術導入に伴う、JRを中心とする「新幹線」日本対「TGV」ヨーロッパ勢の時刻の技術を台湾に売り込もうという鍔迫り合いの様子が旧国鉄技術系OBの方の目を通してほぼリアルタイムでレポートされています。が、日本とヨーロッパでは同じ「高速鉄道」と云う括りでも、その設計思想のようなものはまったく異なり、その結果運転方式や安全に関する考え方やその運転や施設建設の方式などもまるで異なっているようです。
おそらくはこのまま両陣営が切磋琢磨しつつ、その性能(つまりは一般ウケする「最高速度」という華々しい表看板)を競っていくことになるとは思うのですが、それをバックアップする信号・土木・施設・保安といった面でも、そんな技術革新がされていくことを望みます。