この項目立ても久々です。

環八でバスに乗って川崎に抜けて、大型書店で2時間立ち読み&お買い物のあとで、映画鑑賞。
レイトショーの「ゲド戦記」か「日本沈没」かと迷ったが、たまたま上映時間がすぐだったのと、終映時間の最終電車接続との関連で、「日本沈没」をチョイス。

日本沈没」 川崎TOHOシネマズ

http://www.nc06.jp/
住み慣れた場所を捨て、降り積もる火山灰と絶え間なく続く揺れに追われて、高いところへ追い立てられる人々。迎えの船を待ち埠頭にいる所を津波に呑まれてしまう人々。
今回この映画を見ていて、旧作のように国土が徐々に崩壊し、国民が離散し、「日本」と云う国が散っていく有様はそれほど執拗に描かれることはなかったが、災害に追われていってしまう人々の悲惨さは直接的に被災するシーンは少なかったものの良く描きこまれていた様で。
カタストロフは一応最後まで至らずに物語は終結するわけだけれど、「日本沈没。その時国は、日本人はどうなる?」と問いかけていた原作よりは少し離れて、自己犠牲の主人公とそれを見守るヒロインの話にスケールダウンしてしまったような。。。