りんりんロード

  • 11時過ぎに旧新治村エリアの「藤沢十字路」バス停に降り立ち、前回と重複するが国道125号とりんりんロードを見るためにここから旧・常陸藤沢駅にアクセスしてみる。アクセス道路自体は結構太いけれど、旧駅前は宅地になっている。
  • 「高岡」バス停付近でも125号線に出ることを繰り返し、やっと12時半頃に前回の終了地点(旧・田土部駅)に到達。薄日が差してきているので、頭にタオルを巻いても結構汗をかいている。ここから小田駅跡まで右手に山々を見つつ水の張られた田んぼの中に続く道を歩く。(途中、汗の出た分を色々補給しようと125号沿いにまた戻ると、地図にあったはずのコンビニが消滅しており、しばらく国道沿いを自販機を求めて歩く事になってロスタイム。)。
  • 前回4月の土浦からの時に比べると、サイクリング仕様の自転車に乗った方々との離合が多く、手ごろな自転車道としての存在はかなり知られているようで、駅跡に設置されているベンチにはサイクリング疲れか横になっている人も結構見かけた。

  • 常陸小田駅跡(↑) この時期は草が茂っていて、ホームの位置や側線の配置などわかりにくいことおびただしい。元の駅前にはJAが残っているが元は別な物が建っていたであろうところには宅地建設も盛ん。
  • 小田駅手前のつくば市域に入ったところから、「名前・住所となんの記念か」を書いた小さな表示とともに記念植樹の並木が続く。その中には「駅南常会」と駅の名前が残る住所のものもある。また小田城址も駅手前にあり、この部分だけは自転車道が遺跡を巡るように迂回しており、少し小高くなっている。(ぬかるみがあったので、城址には入れず。) 

  • 常陸北条駅跡(↑) 125号線とりんりんロードが交差する辺りからJAつくばのカントリーエレベーターが右手に見え始め、しばらく歩くと駅跡にたどり着く。
  • スレート工場と隣接した元の駅前には住宅が建ってしまい、その前から不自然に駅前通が延びる。ここら辺が北条地区の市街地の外れになっていてちょっと歩くと筑波郵便局や八坂神社、「つくば道」の入り口もあって元々駅があった頃はもっと栄えていたのではないかと思われる街並みが続く。土浦と筑波山・真壁を結ぶバスはこちらの街並みを抜けるが、125号とりんりんロードはちょっと離れたところをひた走る。
  • りんりんロードに並行する125号〜県道14号は結構な通行量で路線バスを含む車がひっきりなしに続く。つくば北警察署を過ぎた辺りで125号と別れ、しばらく14号と並木を隔てて歩いていくと「常陸北条」のバス停。ここは先ほどの北条の市街地の外れと国道の結節点で、東京へ向かう筑波山からのバスも止まる。ここでつくばか東京へバスを待とうかとも考えたが、土日ダイヤは本数が少なくで、そのまま歩き続ける。ここの自転車道が勾配をつけながら県道から離れていく風景を以前バスの車窓から見たときに、ここはかつての線路が引かれていたところだなとなぜか確信した記憶がある。