午前中、帰宅して朝飯を食べた後、パソコンに向かったまま寝落ちして、携帯のメール着信音に起こされる。
午後、昨日の設定のままにしてあった目覚まし時計がとんでもない時間に鳴り出し、目が覚める。あともうしばらく寝ているつもりだったが、お陰で7時半からの川崎チネチッタ仮面ライダー THE FIRST」の上映に買い物をしてからでも充分に間に合う時間だったので、そのまま一風呂浴びてから、ウチの裏の一国を川崎へバスで直行。
川崎ではTOHOシネマズの入っているダイスで、東急ハンズ・あおい書店へ。ハンズではカギの紛失防止用のビニールチェーン、本屋さんでは星界スタートレック関係の本、文藝春秋東洋経済*1・ボム・みるごとみちゃ*2を買い込む。フライデーはきれいなのが無いので、別のところで買うことにして、チネチッタへ。川崎の地下街から地上に上がると風の冷たい事。

仮面ライダー THE FIRST」 川崎チネチッタ 1930〜

http://www.maskedrider1st.jp/
公開第二週と云うことで、客足はかなり落ち気味で客層的には、オールドファンが子供をつれてくるのか、割と小さい子が目立つ。この手の作品だと、ここでは完全に子供向け扱いで昼間の時間しか上映しない事も多かったので、今回はこの夕方より後の上映があって良かった。
まずは平成ライダー以前の作品をテレビでオンタイムで見ていた人としては、今回の作品は嬉しいもので、なおかつ映画女優さんとしてはご贔屓の小嶺麗奈さんがヒロインとして、またスクリーンでお会いできるのがさらに嬉しい。
作品自体はツッコミ*3を入れようと思えば、いくらでも突っ込めるのだけれど、ここではテレビシリーズにとらわれず、原作漫画にあったテイストを追いかけているようで本郷・一文字それぞれのキャラ*4を立てている。その中で、スネークとコブラの存在は、多分原作にあった難病の子を救うためにショッカーの秘密基地に乗り込むダブルライダー*5のエピソードを形を変えて取り込んだのだと思うけれど、二つ重ねた故か話がうまく整理できていない印象があって、本郷・一文字・緑川の本筋から浮いてしまっているような。ここでは出来ればバットやスパイダーと本筋で作品を構成してもらいたかったかな。で、続編ができるようであれば、スネークとコブラの話をうまく膨らませて持ってくれば良いような。(まあ、そこまで出来るとは限らないけれど。。。)
ライダーや怪人の造形はおどろおどろしくも無く、良く出来ていると思うし、バットやスパイダーの人間形に津田寛治板尾創路を当てていることもあって、こっちやワンシーンしかなかった立花藤兵衛がらみでもっとなんとか出来たのではとも考える。
それでも個人的にはちょっとした満足感を持って映画館を後にしました。


*1:この2冊は世間においていかれないために

*2:閲覧用かネタ出し用か(笑) あと、ボムは「まるごとかすみ様」を先に出すべきです。(プンプン)

*3:怪人のリジェクトの設定、ショッカーの秘密基地の監視が双眼鏡?

*4:藤岡弘のイメージが強いと、違和感あるかも?>映画1号の黄川田君

*5:うろ覚えだけれど、原作ではこのときの本郷1号はもう脳だけの状態だったかな