今夜はイッキミ・スペシャルではないのですか?

ヴァージンTOHOシネマズ 六本木ヒルズ 2100〜開演舞台挨拶・2200〜上映開始・0530過ぎ終了
シネマエリア入場前に、六本木ヒルズより東京湾大花火大会を10分ほど見物。夕方大雨だったけれど、無事に実施出来てよかったね。。。

 舞台挨拶・・・と云うか、トーク

踊る大捜査線」亀山・堀部プロデューサー、筧利夫
登場とともに客席を駆け回る、筧さん。テンションの高い演技を「飛龍伝」*1で見て、あえて表面計算高い冷酷なキャラ(でも、その中には狂気を飼っていそうなキャラ)として「踊る」に起用したとかしないとか。「踊る」の役に入る筧氏は控え室に入って、メークが終るとあのめったに口を開かないキャラクターになりきるのだとか。
トークではそんな話から、最新作に繋がる話などを主に。いずれにしても初作からもう7年、未だにスピンオフ作品が出来たり、「3も」とか続編の話が出るのは大したものですね。
トークの合間に「容疑者・室井慎次」5分バージョン予告編上映⇒かなり重い感じの出来上がりで、これも題材的には、いままで採り上げたかったもののうちらしい。「踊る大捜査線」は映画やスペシャル版ではお祭騒ぎ的展開が目に付くが、レギュラーのドラマとして放映されていた時は、それまでの刑事ドラマであえて触れなかったような深刻な題材も引っ張り出してきていた記憶があり、こちらはその流れだろうか。

踊る大捜査線 THE MOVIE」  http://www.odoru-legend.com/

トークショウの中で、ラスト近くの筧氏の演じる新城管理官絡みのシーンで、制作・演出の意図と俳優側の所作にずれがあって、結果的にそのキャラクターへの評価がかなり違ってしまっているものが二つほどあったことに触れていた。パンフやプレスリリースでは、結果的に得られた評価の方で物語られており、結果オーライと云うことはあるものだと感心。確かに後からそのシーンをよく見てみるとどちらにも解釈できるけれど・・・。

踊る大捜査線 THE MOVIEⅡ レインボーブリッジを封鎖せよ!」

「交渉人・真下正義

よくよく観れば、あの「クモ」や「接触事故を起こす地下鉄車両」の造形、かなり良く出来ているよな。ロケ自体は爆破が絡んでしまうので、東京メトロ自体の協力は得られなかったにしても、神戸とかいろいろなところのトンネル内で敢行されているようだ。駅の表示とかも、細かいところも作りこんであったりして、設定自体が荒唐無稽でも、なんとなく引き込まれるようにきちんと見せてくれる。
設定にあった「全線ATO運転」ってのは、運行側にとっては「究極の夢」かもしれないけれど、劇中のようなスリーピング・トラップはなくても実際はバグとかが怖くて全面的な施行はまだまだ先の話になりそうな?

*1:富田靖子が主役を張ったときには舞台を見に行った事があります。