事故の歴史は繰り返すのか?・・・土佐くろしお鉄道事故

一体何が原因なのか? 人為的ミス?それとも設備的な問題? 原因が徹底的に解明されることを願うとともに、事故の被災者の方にはお見舞い申し上げます。
http://www.sankei.co.jp/news/050302/sha109.htm
http://www.kochinews.co.jp/0503/050303headline01.htm#shimen1
http://www.kochinews.co.jp/0503/050303headline02.htm#shimen2
直接は関係ないけれど、最近鉄道が事故や災害に見舞われて、それがローカルな位置にあればあるほど立ち直れないような話をよく聞くようになってきた。鉄道と云う存在が意外にもろいものであると言う印象*1もあるが、鉄道と云うインフラが一事業者の持ち物であればメンテナンスや復旧に掛けられる費用はやはり収入に応じたものにならざるを得ないだろう。
下部構造(線路などの設備)や上部構造(営業や車両・乗務員など)の分離している場合では、こういったケースに対応していけるのだろうか。現在でもローカル路線への地元からの補助金交付のケースは良く聞くけれど、上下分離でインフラを地元自治体が抱えた場合は、災害で何かダメージがあれば、今度はそれを地域全体がかぶる事になるのだろうか。(←ちょっとした極論的発想ではありますが、それがダメといっているわけではなく、現在の基金的なもの以外にも、何か経営に対するインセンティブ的な要素を含んだ政策的備えのようなセーフティネットは必要なのかなとも考えたりする。)

*1:道路もやはり被災はしているだろうが、表立った話題にはなりにくい?