そろそろ限界水域?

高速割引響く、JR東の旅客収入が最大の減少率(yomiuri online

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100406-OYT1T00991.htm

 JR東日本は6日、2009年度の鉄道営業収入が前年度比4・9%減となり、1987年4月の民営化後、最大の減少率になったと発表した。
 景気低迷による出張の減少や高速道路の「上限1000円割引」などが影響したという。
 ビジネス客の出張利用が多くを占める中長距離収入が9・2%と大幅に減った。近距離収入も1・6%減となった。
 JR東日本の清野智社長は6日の記者会見で、高速道路の走行距離に関係ない上限料金制度が導入されれば、通年ベースで約200億円の減収になるとの試算も明らかにした。09年度に実施された「上限1000円割引」による減収約90億円よりも影響が大きくなるとして、実施に反対する考えを改めて強調した。(2010年4月6日20時53分 読売新聞)

JR西、運輸収入下げ幅最大 景気低迷や高速道路割引の影響で(フジサンケイビジネスアイ

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100406/bsd1004062131023-n1.htm

 JR西日本の平成21年度の運輸収入(速報値)は前年度比6・7%減と、昭和62年の民営化以来、過去最大の下げ幅となった。景気低迷と高速道路料金の割引、新型インフルエンザなどの影響が響いた。
 21年度の利用者は、新幹線7%減▽在来線特急10%減▽京阪神の在来線4%減と、いずれも落ち込んでいる。(2010.4.6 21:30)

JR西、赤字線をバス転換(フジサンケイビジネスアイ

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100406/bsc1004060505004-n1.htm

 JR西日本佐々木隆之社長は5日の記者会見で、赤字ローカル線の一部を廃止し、バスに転換する方向で検討に入ったことを明らかにした。廃止の検討対象にしている路線名は明らかにしなかった。影響のある地方自治体には、廃線とバス転換を受け入れるかどうか既に打診しているという。
 佐々木社長は、赤字ローカル線への対応策を「大変重要な経営問題と考えている」と述べた。駅が市街地や病院などから離れている路線もあると指摘した。(2010.4.6 05:00)

そろそろ本州内JRにも危険水域が見えてきた様子。