さよなら「北陸」「能登」(読売新聞・石川版)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20091218-OYT8T01492.htm

北陸の夜行列車よ、さようなら――。JR西日本金沢支社は18日、いずれも金沢と上野を結ぶ夜行寝台特急「北陸」と、夜行急行「能登」の2本を、来年3月13日のダイヤ改正で廃止すると発表した。乗客減と車両の老朽化のためで、今後は「週末や夏休みなどを中心に、臨時急行を運転する」としている。
 同支社によると、「北陸」「能登」とも1975年に運行を開始したが、90年代から乗客が減り続け、現在は「北陸」でピーク時の45%、「能登」は同30%にまで落ち込んでいた。車体も製造から30年以上が経過し、老朽化が激しいという。
 運行終了後の車体の行き先について、同支社は「『北陸』はJR東日本、『能登』はJR西日本保有だが、『能登』は廃車にする」としている。

 同支社では、両列車のラストランとなる来年3月12日の金沢駅出発時刻(「北陸」=午後10時18分、「能登」=同15分)に、同駅ホームで「最終列車出発式」を行う。また、運転終了に併せ、利用客から募集した「思い出のメッセージ」や、列車のパネル写真を展示するイベントも予定している。

首都圏〜北陸の夜行列車に付いては、「北陸」「能登」の定期からの格下げだけではなく、両者が統合された臨時急行列車のみの運転となるのかな。
いずれにしても現行の489系とはお別れ。
金沢支社のプレスリリースを読むと、大糸線のキハ52ともお別れとなる模様。18きっぷの時期が終る頃に一回行ってみようかなと。