リニア新幹線 試算結果を公表

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090721-OYT1T00869.htm

 JR東海は21日、首都圏―中京圏で2025年の開業を目指すリニア中央新幹線の輸送需要(利用人数と乗車距離をかけ合わせた数値)について、南アルプス直下を貫通する「直線ルート」が最も多いとする試算結果を公表した。
 南アルプスを迂回(うかい)する2ルートは直線より需要が7〜9%減るとしている。
 一方、路線維持や設備更新の費用は、直線ルートが最も少ないとした。
 JR東海は、建設コストが最も少なく済むとして直線ルートを主張し、長野県など沿線自治体の一部は迂回ルートを要望している。
 松本正之社長は21日、記者団に対し「私たちは直線ルートを前提に進めていかねばならない」と改めて強調した。(2009年7月21日22時12分 読売新聞)

JR東海の自己資金のみでの建設となれば、ある程度はこの試算結果を尊重しないといけないところなのでしょうが。沿線となる予定の自治体側としては、少しでも自分のエリアに経済効果が得られる算段をしないといけないところ。
果たしてどこら辺で折り合いをつける事になるのかなと。

JR東海博物館(仮称)展示車輌を発表。

http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2009/07/post_1064.html(編集長敬白)

2011(平成23)年春の開業を予定しているJR東海博物館(仮称)の展示概要が決定し、その展示車輌の全貌が明らかになりました。「高速鉄道技術の進歩」を紹介すべく、超電導リニア方式による世界最高速度を記録した超電導リニア車輌MLX01や、歴代の新幹線車輌および鉄車輪系で国内最高速度を記録した300X、狭軌鉄道の蒸気機関車で世界最高速度を記録したC62 17のほか、在来線を含め36輌の実物車輌が展示されます。

個人的には在来線車両の方のラインナップをもっと充実させて欲しいとの思いはありますが、新幹線関係の展示物の充実ぶりには目を見張るものもあって、ここら辺はさすがかなと。
165系も何とか2両が収容されるようで、美濃太田に留置中のキハ30やキハ58系列も何とか収容して欲しかったのですが。
佐久間レールパーク」から、今回の博物館に収容されない車両も含めて、昭和を生きた世代としてはその青春のひと時によく見かけた貴重な車両をも別の形で残して欲しいものだと思うのです。